「新卒カードは大事にしたほうがいい」「新卒で日本語教師になるのはもったいない」というような声を聞いたことはありませんか。
今回は、「新卒で日本語教師にならないほうがいいのか」について考えていきたいと思います。
【日本語教師】新卒で日本語教師にならないほうがいい?

いいえ、そんなことありません。
「絶対日本語教師になる!」という強い気持ちがあるなら、新卒から日本語教師として働いたほうがいいと思います。
そんな志があれば、日本語学校で重宝され、日本語教師としても活躍されることと思います。
実際に、新卒日本語教師として働き始め、「わたしはこの仕事以外考えられない」と言ってバリバリ働かれている素晴らしい先生を知っています。
若いうちは体力もありますし、早くから経験がつめるのは大きなメリットだと思います☻
反対に…
少しでも迷いがあるのであれば、まずは一般企業に勤めることをおすすめします。
【日本語教師】新卒から日本語教師にならないほうがいいケースとその理由

上述したように、新卒から日本語教師として働くことに少しでも迷いを感じているのであれば、新卒日本語教師は避けたほうがいいです。
日本語教師はとてもやりがいのある仕事ですが、新人のうちは授業準備に追われ、無償での残業が多くなります。また、ほかの業界に比べて給与は低めです。
一方、大卒で一般企業に勤めるなら、ほとんどの場合、新卒日本語教師よりも高い収入が得られます。会社を選べば残業の必要もありません。
新卒日本語教師として働くことに不安がある方が、日本語教師として働き始めたとします。最初はがんばれても、一般企業に勤めている友人の待遇とのギャップに落ち込んでしまう可能性も十分考えられるのではないでしょうか。
それで日本語教師を辞めた場合、一般企業に転職するのは簡単なことではありません。また、転職できたとしても、既卒は新卒のような丁寧な研修は受けられないでしょう。
そのため、新卒から日本語教師として働くか、それとも一般企業に勤めるか、少しでも迷っているなら、まずは一般企業に勤めることをおすすめします。